6日の日記

「不妊ルーム」の問いかけ

 「不妊ルーム」は、2000年の春にスタートしました。その時、私のスタンスは二つの疑問に答えることでした。それは、
     
  1)不妊で悩んでいるカップルが10組に一組いると言われるが、それらすべてに、不妊治療が必要であるのか?

  2)不妊治療を、止めたら妊娠したというカップルが私のまわりに大勢いるのはなぜか?

 この問いの答えを、私は探してきました。そして数多くの患者さんにお会いして、自らにも色々な問いかけをおこない、さまざまなことが見えてきました。そうした私の思い、考えを一冊の本に込めたのが、『妊娠レッスン』(2002年6月 主婦と生活社刊)でした。

 『妊娠レッスン』は、ある意味、非常に不思議な本でもありました。なぜなら、不妊に関する本は売れないといわれていますが、『妊娠レッスン』は13回も印刷され、延べ5万5千冊が読者の手に渡りました。

 そして、私のもとには、私が『妊娠レッスン』の中で述べた「不妊治療不妊」という言葉に、共鳴する多くのメールをいただきました。私は『妊娠レッスン』を書き上げた時に、もう、こうした本を二度と書くことはないと思っていたのです。しかし、次から次へと新しいテーマが、私の目の前に現れてきました。

 幸いなことに、「不妊ルーム」では、2008年10月6日現在、976名の方が妊娠に至りました。目下1,000名という通過点をめざしています。

 私が現在関心を持っているテーマのひとつは、これからも増え続けるであろう「不妊」という問題を、どのように事前に予防し、ブロックするかということです。

感想などは、「不妊ルーム」HPからお願いします。
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