「不妊ルーム」には、毎日たくさんのメールが届きます。
そんなメールの一部をご紹介したいと思います。
今回は、先日「不妊ルーム」に相談に来られた方のメールです。
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放生先生
本日受診しました○田です。
実は診察室に入るまではだいぶ緊張していたのですが、
先生のお人柄で、楽しく?お話させていただけました。
ありがとうございました。
ですが話の流れが速くて、頭の中には深夜のホテル大蔵の
イメージしか残っていません…
というのは全くの冗談です。
家に帰って今日のお話を復習します。
先生が後半のお話の最後におっしゃった
「これなら迷子にならないと思うよ」
という言葉が非常に印象に残りました。
私は迷子だったんだなあと思いました。
来週あたり主人と話し合ってみます。
帰り道、書店に寄って先生の御本を何冊か買いましたので
御提案いただいたように、どれか一冊渡してみようかなと思います。
また御紹介いただいた病院の検討もしてみます。
それでは○日の検査、よろしくお願いいたします。
○田 ○子
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私は、話に熱がこもると、早口になることは自戒しているのですが、、、、。
「不妊ルーム」でフォローアップを希望される方に対しては、不妊治療の迷子になる
ことはありませんとお約束しています。
先週はうれしいことに、3名の方が妊娠されました。その中のNさん(39歳)が、
とても印象的です。
彼女は今年の2月から、「不妊ルーム」でフォローアップをおこなってきました。3
9歳でしたが、これまで不妊治療歴がなく、当院でのフォローアップを希望されたの
です。まず、基本的なホルモンチェックおよび、ご主人の検査をおこないました。そ
の結果、彼女は年齢相応に、生理期間中のFSHの値が少し高めだったので、漢方薬に
よる治療を開始しました。それから、子宮卵管造影検査を行ったところ、異常が認め
られませんでしたので、引き続き「不妊ルーム」でのフォローアップを希望されまし
た。
最近の私の考え方なのですが、女性の年齢が35歳以上で、一人目不妊で、かつ、女
性の方も仕事を持っていた場合、人工授精をスルーして、体外受精へのジャンプアッ
プをすすめるというケースが多いのです。Nさんもそれに該当する方でしたので、こ
うしたお話もしていました。しばらくして、Nさんもご主人と話し合い、高度生殖医
療も視野に入れているので、近々信頼できる医療機関を紹介して欲しいという意思を
述べられました。
これも、よくあることなのですが、そうした医療機関に紹介状を書こうと思った矢先
に妊娠する。まさにNさんはそういうケースでした。こうしたことがしばしば起きる
のは、「体外受精をやってみよう」と決心すると、ある種の開き直りの気持ちになり、
それが良い結果をもたらす、ということなのだろうと私は思っています。
さらに、彼女の血中DHEAの値を測定したところ、低いことが判明しましたので、漢方
薬に加えて、DHEAのサプリを服用してもらっていました。このブログでも述べてきま
したが、DHEAというサプリは、女性の年齢が高い方に用いることが多いのです。そし
て、「不妊ルーム」でDHEAを使用するようになってから、大幅にというわけにはいき
ませんが、37歳以上の方で、妊娠に至るというケースは着実に増えてきました。
結局のところ、Nさんに何がよかったのかといえば、これらのことが、相乗的によかっ
たのだろうと私は思っています。
不妊に関係する病気のひとつに、高プロラクチン血症があります。高プロラクチン血
症とは、読んで字のごとく、プロラクチンというホルモンの血中濃度が高い状態をさ
します。プロラクチンは、別名「乳汁分泌ホルモン」と言われるように、妊娠の後期
から分泌が盛んになり、乳腺の発達を促し、子供の産まれた後の授乳に母体が備える
わけです。
妊娠していないのに、このプロラクチンの値が高いと、不妊になりやすいのです。こ
の高プロラクチン血症に対する治療として、以前よりテルロン、パーロデルという薬
が使われてきました。
そして、4〜5年前から高プロラクチン血症の治療に、「カバサール」という薬を処
方する医師が増えてきました。カバサールの特徴は、何よりも服用が一週間に一回で
いいという点があげられます。そして、同じ高プロラクチン血症治療薬の、テルロン、
パーロデルで時々認められる、吐き気などの消化器症状の副作用がほとんどないとい
う点も、この薬が急速に普及してきた理由の1つです。
しかし、私はこのカバサールという薬は、原則使いません?ぜ使用しないかという
と、カバサールを服用中で当院に相談にみえられる方のプロラクチンの値を測定して
みると、多くのケースで、プロラクチンの値が下がり過ぎた「低プロラクチン血症」
になっているのです。
プロラクチンの値が高すぎれば、不妊と関係しますが、逆に低すぎても妊娠しずらく
なるのです。さらにいうと、”一週間に一回の服用で済む ”ということは、薬を今
日やめたからといって、明日からプロラクチンの値が上昇してくるわけでもありませ
ん。すなわちカバサールは、”血中濃度のコントロールが難しい薬 ”とも言えるわ
けです。もちろんカバサールの服用が、適している人がいることも事実です。
高プロラクチン血症で相談にみえる方で、経験するのは、こうした治療開始後に、医
療経過の血中濃度測定が行われていないというケースが、とても多いということです。
もし、あなたが高プロラクチン血症の治療を受けているのであれば、数ヶ月に一度は
プロラクチンの値を測定してもらうよう、先生にお願いしましょう。
最近、車のカーステレオを買い換えました。私は、OS9のマッキントッシュを使って
いるように、デジタル機器に関しては、世の中の人より、2周遅れだと思います。カー
ステレオもデジタル機器になっていたことを、つい先日思い知りました。
私は、さすがにカセットテープを再生するカーステレオは、使っていませんでしたが、
ミニディスク(MD)のカーステレオを使っていました。なぜMDプレーヤーにしたのか?
その理由は忘れてしまいましたが、CDなどの音源をいったん、MDに移さなければな
らず、結構めんどうなものでした。
先日、車用品専門店にふらっと行ったのですが、こうしたお店に行くのは、数年ぶり
のことでした。そしてカーステレオ・コーナーに行くと、カーステレオが進化してい
ることに驚きました。私は、i Podを使っていない人間ですが、カーステレオでi Pod
が再生できるなどということは、もはや当たり前のようです。
そしてかなりのカーステレオが、USB対応であることも初めてしりました。店員さん
の説明を聞いて、私にとって発見だったのは、再生可能なファイルが、MP3以外にWMA
ファイルもOKということを知ったことです?
私のパソコンの中には、講演会の録音など、WMAファイルの形式で、残されているも
のも少なからずあります。このカーステレオを購入すれば、こうしたものがすべて再
生できると、とっさに購入を決めました。
この新しいカーステレオを実際に使ってみると、非常に便利です。言うまでもなく、
CDそのものも再生できるのですが、USBフラッシユメモリーなどには、CD何十枚分も
のファイルを入れておくことができますから、いちいちディスクを交換する手間があ
りません。
さらに使ってみての新しい発見だったのは、SDカードが使えるということでした。SD
カードそのものを、このカーステレオが受け付けてくれるわけではありませんが、SD
リーダーに挿入したものを、USBジャックに差し込めば、SDのファイルも再生するこ
とができました。私はSDカードは16GBという大容量のものを使っていますので、音
楽をかけっぱなしにできるという状況になりました。
これで車内環境が、より快適になるのではないか、、、チョット嬉しい気分です。
パソコンというものが一般化して、急速な普及が始まったのは、1990年代の半ば
からでしょうか。私はその頃から一貫して、マッキントッシュ(Mac)を使ってきま
した。Windowsはでなく、Macユーザーになったのには、自主的な理由があったわけで
はありません。
当時、医者や研究者は、圧倒的にMacが多数派でした。そうした流れの中で、私も自
然にMacを使うようになっていったのです。それからはご存知のように、Windowsが勢
いを伸ばしました。それにつれて、私の周りも、MacからWindowsへ乗り換えるという
人が相次ぎました。そんな中にあっても、私はMacを使っているのみならず、そのOS
が、”OS9”と言えば、Macを知る多くの人が驚くと言うより、呆れてしまうだろう
と思います。
さらに、現在私が使っているワープロのソフトは、Macユーザーにさえも忘れ去られ
た、”クラリスワークス ”です。しかし私は、本の執筆なども一貫してこのソフト
で行ってきましたので、クラリスワークスとは一体感があり、なかなかWordなど他の
ソフトに乗り換えることができないでいるのです。そんな私ではありましたが、昨年
とうとう、Windowsの軍門に下ることになりました。
その理由は、インターネットのサイトなどが進化してくるにつれて、私が使用してい
るブラウザでは対応できなくなってしまい、画面が壊れるサイトが増えてきたのです。
それでもじっとやせ我慢をしていました。そして決定的だったのが、ネット・ブック
ショップの最大店、Amaznのサイトが壊れて、本の注文ができなくなってしまったこ
とです。私はそのため、Windowsを購入することにしたのです。昨年の10月に新し
いパソコンを購入したのですが、周囲の意見を聞くと、WindowsのOSは、VistaよりXP
の方が使い勝手がいいということでした。それで、わざわざVistaをXPにダウングレー
ドして購入しました。
そして私が選んだパソコンの機種が、写真のパナソニック「Let’s Note R8」です。
その一方で、私はMacへの愛着も絶ち難いので、現在クリニックでは、MacとWindows
2台を並べて使っています。ですから私にとっては、Mac or Winではなく、Mac &
Win な状態なのです。それにしてもこの「「Let’s Note R8」という機種は、ある
意味革命的なパソコンです。このパソコンの話を、このブログにアップできたらと思っ
ています。