アウトリーチということ

ブログで前回、今年のテーマとして「ドリーム・アゲイン」ということを述べました。
そしてもう一つ、今年の「不妊ルーム」のテーマは、「アウトリーチ」です。

アウトリーチとは、リーチアウト(手を差しのべる)という動詞の名詞形です。この
言葉は、”専門外の人々への啓蒙活動 ”といったような意味で使われています。わ
かりやすく言えば、学者は研究だけ、医者は患者さんを診ているだけではなく、例え
ばある研究者が、自分が研究していることが世の中の人々に役に立つと思った場合、
積極的に外に出て、一般の人々にわかりやすい言葉で語りかけることが大切だという
ことです。

私は先日、ある大学の火山学を専門とする先生が書いた勉強法の本を読んで、大変面
白く思いました。そして、その著者にメールを送りました。すると、「貴院のHPを
見ましたが、あなたが行っていることは、アウトリーチです」という返事がありまし
た。

たしかに私はこれまで、HPを手始めに、本も何冊も出版し、”不妊治療だけが妊娠
に至る道ではない”という啓蒙活動、すなわちアウトリーチを行ってきました。そし
て現在も、新たな本を準備中でもあります。

私自身が、人々の場に出ていって対面で話しをする、すなわち講演会活動などのアウ
トリーチを、機会があれば行いたいと考えています。2年前に、長野県の小さな町で
講演会をおこないました。その町の保健師さんから講演会のオファーがあった時、私
は生意気にも、「私の本を読めばいいのではないですか」と言ったところ、「いいえ、
生の先生に語りかけてもらうことが大切なのです」と、電話で熱っぽく語られました。
昨年は、富山でも講演を行いましたが、私自身驚いてしまうような熱気を感じ、いろ
いろな発見もありました。

今年も私なりにテーマを持って、歩んでいきたいと思います。

感想などは、「不妊ルーム」HPからお願いします。
「不妊ルーム」HPへ

Comments are closed