インフルエンザにご用心!

昨年は、「新型インフルエンザ」(ブタ・インフルエンザから改名)に明けて、新型
インフルエンザに暮れた1年でした。本当に多くの人々が、このインフルエンザに振
り回された、と言っても過言ではないでしょう。

ところが、今年に入って、ちょっとインフルエンザの雰囲気が、例年と違うのです。
いわゆる冬に流行する「季節性インフルエンザ」というのは、除夜の鐘とともに、少
しずつ患者さんが増え始め、1月の終わりから2月にかけてピークを迎えるというの
が一般的です。新型インフルエンザは、年が明けてから急速に終息に向かいました。

ところが、いつもなら数多く訪れる季節性インフルエンザの患者さんが、今年はほと
んど現れないのです。熱を出して当院を受診した方に、インフルエンザを疑い検査を
するのですが、ほとんど全ての人が陰性で、急性上気道炎と診断されるのです。新型
インフルエンザが猛威を振るいすぎたので、今年は季節性インフルエンザが出る幕が
ないのかもしれません。

数年前ですが、インフルエンザのシーズンが終了したと思ったら、3月の終わりから
4月にかけて、季節性インフルエンザが大流行したという年もありましたから、まだ
まだ油断はできません。今日の東京は、朝小雪混じりでしたので、ついインフルエン
ザのことが頭に浮かんできました。

だいぶ前のことになりますが、当院で妊娠反応陽性となって喜んだのも束の間、イン
フルエンザにかかって40度の高熱を出してしまい、結局流産になってしまったとい
う方がおられました。妊娠を期待するあまり、足下の思わぬ小石に躓いてしまわない
よう、皆さんも健康管理には十分注意して下さい。

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