漢方薬と排卵日検査薬

漢方薬の健康保険適用の継続が正式に決まり、私も胸をなでおろしています。それに
してもあの「仕分け作業」で、「漢方薬を保険適用から除外する」という決定がされ
るやいなや、あっという間に、反対の署名が100万通近くになったのには驚きまし
た。保険適用の継続の決定には、あまり決断力が無いと言われている鳩山首相の意向
が強くはたらいたそうです。

もう一方の排卵日検査薬なのですが、状況が少しでも改善しないかと願っているとこ
ろです。昨年、薬事法の改正により、それまでドラッグストアなどで容易に買えた排
卵日検査薬が、薬剤師が常駐する薬局においてのみしか購入できなくなりました。ま
た、実際に排卵日検査薬を購入された方の話によると、購入時に名前や連絡先などを
伝えなければならないそうです。これでは購入しようにも、気が滅入ってしまうとい
うものです。

私はまったく製造工程が同じ妊娠検査薬が、現在どこのドラッグストアでも買え、一
方の排卵日検査薬がこうした状況になったことに、大きな疑問を感じました。そして、
朝日新聞の「私の視点」(2009年9月26日、朝刊)に私の考えが掲載されたわ
けですが、そんなに反響はありませんでした。

ところが、しばらく経って、共同通信の記者がその記事を読んで共鳴したということ
で、2月13日に取材を受け、その記事が先日全国の地方紙に向けて配信されました。
そして、3月6日の「徳島新聞」夕刊に最初の掲載があったとのことです。今後この
問題を、地方新聞が順次掲載してくれるものと期待しています。

一人でも多くの方々に排卵日検査薬の問題について関心を持っていただき、現状が改
善されるようにと祈っています。私は排卵日検査薬は、少子化対策の有効なツールだ
と信じてやまないのです。

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