携帯電話と子宮卵管造影検査

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最近、「不妊ルーム」に相談に来られたYさんは、病院の婦人科で治療中の方です。
私のもとには、セカンドオピニオンを求めて来院されました。現在通院中の病院では、
キチンとした治療が行われており、妊娠も期待できるという私の意見を述べました。

そして彼女は、「子宮卵管造影を近々受ける予定です」ということでしたので、私は
彼女に、「子宮卵管造影検査は何よりも大切な検査ですから、必ず受けて下さい」と
念を押しました。また、こまえクリニックの近くにお住まいということもあり、「子
宮卵管造影検査を終えたら、できればその写真を見せてもらえませんか」とお願いし
ました。それで彼女が「どうすればいいのですか?」と質問されたので、「二つ方法
があります。一つは、病院にお願いして、子宮卵管造影の写真を貸してもらう。もう
一つは、お金を払って、病院に写真のコピーをお願いする。コピーしてしもらうと、
その写真はあなたの所有物となりますから、転院した場合にも持参できます」とアド
バイスしました。

そして彼女は子宮卵管造影検査を受けたのですが、検査を受けた病院では、貸し出し
も、コピーもおこなっていないということでした。写真をもち帰れず、諦めていた彼
女に、「まぁ、あとはデジカメか携帯で撮るか…」と、医師のほうから話があり、
その提案に驚きながらも、携帯で写真を撮影したとのことです。そして、その写真を
私のもとに、添付ファイルで送ってくれました。

私もカメラ付き携帯を持っているのですが、写真を撮るということを、あまりしない
人間です。私は彼女が送ってきてくれた写真を見て、とても驚きました。携帯電話で
撮った写真にもかかわらず、本当に鮮明で、彼女の卵管に全く問題がないことが、す
ぐに確認できました。

私は著書でもたびたび述べているように、不妊治療において、もっとも重要な検査の
一つが、子宮卵管造影検査です。しかし、残念なことに、世の中の数多ある婦人科の
クリニックのほとんどには、子宮卵管造影検査の設備がありません。あなた方カップ
ルが、不妊治療が視野に入ったら、受診しようと思っている医療機関に、子宮卵管造
影検査の設備があるかどうか必ず確認して下さい。

「不妊ルーム」HPへ

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