ふたりのいる空間は快適ですか?
31 12 月 2011
妊娠力を高める生活を送ろうとするなら、ふたりのいる空間が快適であることがとても大切です。「快適な空間」とはどういうものでしょうか。家中ピカピカで、日光の差し込む明るくさわやかな部屋などは、確かに快適な空間をイメージします。しかし、ここで強調したいことは、物理的な空間のことではありません。精神的な意味での快適さ、身も心もリラックスできる空間ということも大切なのです。
たとえば、あなたの家は、ふたりともに「早く帰ってきたい」と思えるマイホームでしょうか。「不妊ルーム」のカウンセリングで、次のような状態になっているカップルに時々お会いします。奥さんが不妊治療に熱心すぎて、ご主人にはそれが強いプレッシャーになってるというケースです。ご主人のほうはきっと家路に向かう足が重たいにちがいありません。仕事で疲れて帰ってきて、ドアを開けたら奥さんが玄関で待っていました、なんて笑い事ではありません。「排卵日が近づくと憂鬱になる」「家に帰ると子どもの話ばかりで気が滅入る」とため息をついているとしたら、ご主人にとって我が家は快適空間とはいえないと思います。いっぽう女性のほうにも、自分の話を聞いてくれない、もっと真剣に考えてほしいと不満をもつ方がおおぜいいます。
私はよく「不妊の本はなるべく目の届かないところにしまって、必要なときだけ見るようにしてください」と言います。「確かにそうですね。知らず知らずのうちに、自分たちで勝手にプレッシャーをかけていました」とおっしゃった方がいました。
寝室の本棚にずらりと不妊関係の本が並んでいるとしたら、その寝室は女性にとっても男性にとっても、リラックスできる寝室であるはずがありません。これは1つの例ですが、こういう状態は、自分たちが気づかぬうちに陥っていたりするものです。
夫婦生活がなければ赤ちゃんができないのは当たり前のことですが、その前にセックスをしたいという欲求が高まらなければなりません。セックスしたいという欲求は、ふたりを取り巻くさまざまな環境や状況によって、アップ・ダウンします。
今、自分たちはマイホームで本当にくつろげているだろうか、どんな場所がお互いに好きか、コーヒーでも飲みながら、ゆっくりと話し合ってみてはいかがですか?
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